今回はカリモク家具の関西圏の新たな拠点として、2023年2月、京都市中京区の姉小路通にオープンした「Karimoku Commons Kyoto」をご紹介します。
こちらは以前ご紹介した西麻布の「Karimoku Commons Tokyo」と同様に家具のショースペースだけでなくオフィスなどの機能も兼ね備えたハイブリッドなスペース。
Karimoku Commons Kyotoは奥行きのある京町家の跡地に建てられ、様々な要素を取り入れた充実の空間には、Karimoku Case Study のコレクションを中心にレイアウトされています。
ディレクターであるNorm Architectsと、デザイナーの芦沢啓治氏、そしてイギリス人建築家のノーマン・フォスター氏らがデザインしたアイテムが並び、調和のとれた空間を演出しています。
今回、1Fのショースペース奥には水まわりが設けられ、DURAVIT社のVEROシリーズのアンダーボウルに、VOLAシリーズの水栓金具をご採用いただきました。
無駄をそぎ落としたミニマルなデザインのアイテムがさりげなく空間に溶け込んでいます。
また2Fのお手洗いにもVOLAシリーズの水栓金具を。
こちらはベッセルボウルに合わせて背の高いスパウトを選定いただいています。
1F、2FにはKarimoku Case Studyの家具がレイアウトされていますが、一方、3FはKarimoku New Standard、MAS、石巻工房 by Karimokuなどから選定されたアイテムを展示するライブラリースペースに。
館内全体のスタイリングは中田由美氏がトータルディレクションを手掛け、
さらに香りをMEGUMI FUKATSU氏、また空間音楽はKarimoku Commons KyotoのためにMUSIC SHAREがオリジナルで作成するというこだわり。
家具づくりの枠組みにとどまらない、五感を通じた上質な時間を体験出来る空間へぜひ足を運んでみてください。