前回に引き続き、ISH2019の様子をご報告します!
第2回目は、セラトレーディングで取り扱っている水栓金具メーカーです。
今年も”HANSGROHE”と”AXOR”の2ブランドで、ブースを分けて展示していたハンスグローエ社からご紹介。
まずは白いブースの”HANSGROHE”ブランド。
こちらは水まわりにおいても昨今話題となっている「IOT技術」を駆使したバスルームのコンセプトを展示!
その日の気分によって、バスルーム空間を演出できる体感型のバスルームを提案していました。
操作は専用アプリをダウンロードし、音楽、映像、照明など、7つのプログラミングをカスタマイズすることで、それぞれのお好みに合わせて、空間を演出することが可能です。
また、シャワーの水が当たると香りが出る、バスボムのような専用のアメニティを選ぶ事で、よりリラックス効果の高いバスルームに。
こんな素敵なバスルームが自宅にあったら、毎日早く帰りたくなり、バスタイムも長くなることでしょう。
また、一部の”HANSGROHE”ブランドで、人気のマットブラック色など”AXORブランド”のカラーバリエーションが選べるようになっていました。
今後のカラー展開が楽しみです。
続いて黒いブースの”AXOR”ブランド。
今回の注目は、デザイナーのジャンマリー・マソーが手掛ける「AXOR EDGE」。
細部の緻密なディテールに、ボリューム感のあるデザインを加えることで、ラグジュアリー感を演出しています。
写真を拡大して見ると、その名のとおり、角のエッジがとても美しく出ていました。
細部への並々ならぬ強いこだわりを感じます。
次はKWC社をご紹介。
こちらはセラトレーディングでも人気の「ZOE」シリーズ。
キッチン水栓にマットブラック色が追加発表となりました。
更に会場では新色の候補商品を展示し、来場者の反応をうかがっていました。
どのメーカーもカラーバリエーションが増え、メーカーとしても需要が高いカラーに焦点を絞り、品揃えを意識している模様です。
また、2020年発売予定のコンセプトモデルの展示も行われていました。
ハンドル部は、仮として様々な仕様で展示されていましたが、水栓のスパウト部分の薄さを意識したデザインが特徴です。
洗面ボウルのリムが薄型になっていく中、合わせる水栓も空間に溶け込むようなデザインとなっています。
最後はズケッティ社のご紹介です。
パロンバのデザインによる「Brim」シリーズが新シリーズとして発表されました。
小型カートリッジを採用することで細身のデザインが特徴的な「Nikko」。
また、カラーは、PVDとメッキ塗装を品揃え。
更に、マットブラック色の需要が高まる中、マットブラック色の中でもソフトタイプとエンボスタイプの2種類が展示されていました。
同じカラーの中でも、人気のカラーは細かなニーズに対応した商品の品揃えが増えてくるのかもしれませんね。
他にもご紹介したいメーカーは沢山ありますが、今回はここまで。
どのメーカーもデザインだけでなく、カラーバリエーションや、水まわりのIOT化など、今後の水まわりの商品展開が楽しみですね。
次回はいよいよISH報告最終回となります。お楽しみに!