今回ご紹介するのは、恵比寿駅より徒歩5分、恵比寿三越1Fのコスメゾーンにある女性用トイレです。
既にリニューアルして2年近く経っているそうですが、明るく美しい空間に驚かされます。
なんといっても、パウダーコーナーと手洗コーナーが分かれているのは、女性にとって嬉しいつくり。
2つの空間はアイアンパーテーションで緩やかに仕切られており、プライバシーを守りながらも開放的な雰囲気です。
パウダーコーナーは、一人ひとり独立して設置されている大きなミラーと、ブラケットのあしらいがクラシカルで可愛いボールランプが連なり、周りを気にせず、ゆったりと身だしなみを整えることができます。
また、メトロタイルやアイアンパーテーションが相まって、まるでカフェのような空間です。
手洗いコーナーはアイランド状のカウンターに、ベッセル型の洗面ボウルとハンドドライヤーが交互に設置されています。
また、それぞれの洗面ボウルの横には濡れないように工夫された荷物を置けるスペースがあり、気配りが嬉しいですね。
天井からのペンダントライトだけでなく、足元にはフロアライトが灯り、立体的でラグジュアリーな空間に。
こちらにご採用いただいた洗面ボウルはスイス・ラウフェン社のもの。
フランスのデザイナー、トアン・グエンが手掛けたINO(イノ)シリーズの洗面ボウルです。
今までの陶器の常識をくつがえす、なめらかなフォルム、研ぎ澄まされたシャープなリムが特長です。
いまや、商業施設にとって、マーケティング戦略的に重要と言われている女性用トイレ。
ぜひ恵比寿に行かれた際は、恵比寿三越1Fのトイレにも立ち寄ってみてください。