1月20日(金)より、建築・デザインの専門ギャラリーTOTOギャラリー・間にて、
「堀部安嗣展 建築の居場所」が開催されています。
堀部安嗣氏は時代の流行に流されず、20余年にわたり真摯に建築と向き合い、
独自の建築をつくり続け、住宅を中心に80を超える作品を手掛けてきました。
自然素材をたくみに取り入れつつ、幾何学的な美しさと静謐なたたずまいをもつ
空間を数多く生み出し、注目を集めています。
四国霊場第三十一番札所竹林寺納骨堂(高知県、2013年)の、
その静謐で凛とした空間が高く評価され、「2016年日本建築学会賞(作品)」を
受賞しています。
また堀部氏は、建築設計とは、さまざまな居場所をつくることであり、
住宅や公共施設を使う人びとの居場所だけではなく、建築設計を通じて
それに携わる職人や工事関係者、林業に従事する人びとの居場所をも
見出していくことが大切だと考えているそうです。
今回の展覧会では作品が完成するまでの道のりや、施主や施工者などそこに携わる
人々の姿を、映像を中心に紹介。その裏に隠された堀部氏の建築に対する思いを
浮き彫りにします。
乃木坂方面へお越しの際は、ぜひセラトレーディング 東京ショールーム、
「TOTOギャラリー・間」にお立ち寄りください。
◆堀部安嗣展 建築の居場所
会 期:1月20日(金)-3月19日(日)
会 場:TOTOギャラリー・間
開催時間:11:00-18:00
休 館 日:月曜・祝日
入 場 料:無料