皆さんは海外の方の結婚式に出席したことはありますか?
ハワイやグアムなどリゾート地で結婚式をされる日本人の方は多いと思いますが、
現地の方の結婚式に出席する機会はそう多くないのではないかと思います。
先日、セラトレーディングのスタッフ3名が、
台湾での結婚式に出席する機会がありましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
今回の主役である新郎は、セラトレーディングと取引きのある海外メーカーとの
橋渡しをしてくれる代理店の社長です。
ドイツ人ですが、現在台湾に住んでいて、台湾人の奥さんと出会いました。
そういった事もあり、アジア人の気持ちを良くわかってくれていて、
セラトレーディングのスタッフも大変助かっています。
結婚式の会場は、皆さんおなじみの台北市からタクシーで20分程の
新北市にあるGarden villaです。
広い芝生の庭が特徴の緑豊かな素敵な場所で、写真は実際に式を行った会場です。
私達3名は日本人らしく、招待状に書いてある時間より30分も前に到着していたのですが、
どこで待てば良いかも分からずウロウロ。
すると、まさかの新郎新婦や家族が私達より後に到着・・・。
アジアとはいえやはり海外、のんびりとした雰囲気でした。
その後は目の前でリハーサルが始まりました。日本ではなかなかない光景ですよね。
建物の中に入ると、本人達の大きな写真が飾られていました。
アルバムを作成するため、事前にタイで撮影したそうです。
日本では、会場にこんなに大きな写真を飾ることはあまりないのでは?
モデルのような2人なのでとても映えますね。
受付は日本と同じシステム。
写真は出席者のサインを書く用紙と、ご祝儀袋。
ご祝儀の金額は日本より少なめです。
日本のご祝儀袋で渡したところ、「Beautiful !!」と大変喜んでいただけました。
ここからは式の様子です。
開放的で素敵な雰囲気でした。
基本的に司会は中国語、挨拶は英語・ドイツ語・フランス語が入り混じり、
インターナショルな雰囲気満載でした。
式の後は日本と同様に、披露宴です。
10名1テーブルで、20テーブルはあったので、200名はいたのでは?
日本とは異なり、カジュアルな服装の方も多かったです。
テーブルにメニューが置いてあったのですが、中国語表記のみで分からず、
同じテーブルの台湾の方に聞いたところ、ポエム調に書かれていて、
正直現地の方でも分からないとのことでした。
とは言え、台湾料理は大変おいしく、食べきれないほどの量でした。
私達のテーブルは、日本・台湾・オランダ・イタリア・フィリピン・
インドネシアの方々が集まり、こちらもインターナショルな雰囲気満載でした。
最初はぎこちなかったものの、おいしいワインのおかげ(?)で、
笑いの絶えない楽しい時間となりました。
出し物を行うのは日本と同じでした。
一番印象的だったのは、新郎の親戚一同がドイツの衣装を着て、
ドイツの民族舞踊を踊っていた出し物です。
新郎新婦も参加してとても楽しそうでした。会場も大変盛り上がりました。
最後には台湾らしく、新婦がチャイナドレスで歌を披露♪
台湾とドイツだけではなく、他の国々からの出席者も多かったのは
新郎新婦の暖かい人柄ゆえだなぁと感じました。
実際に式が始まるまで、どのような式になるのか全く想像できず不安な気持ちもありましたが、
始まってみると、美しく、楽しく、感動し、笑い、大変素敵な式に出席することができ、
こちらも幸せな気持ちになりました。
ほんの少しではありますが、皆様にも実際に体験した気分になっていただけていたら幸いです。