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KWC社訪問・番外編① スイス アーラウ記

2015/08/27

セラトレーディングでは、ISH、ミラノサローネなどの展示会視察だけでなく
メーカーへの訪問も不定期で行なっています。
もちろんミーティングがメインですが、その土地の文化に触れることも大切なこと。
宿泊したホテル周辺を散策した際に撮った写真と共に、3回にわたって訪れた街をご紹介します。


今回宿泊したのは、訪問したKWC社から車で20分ほどのアーラウという都市。
チューリッヒからは電車で西に40分ほどのところにある都市です。

後で聞いた話で納得したのが、スイスの鉄道は時間に正確ということ。
日本のように混雑していないのでとても快適です。

駅を出てまず目に飛び込んできたのは、雲のような屋根!
なんと、駅前ロータリーのバスターミナルなのです。

その周りに赤く点々とあるものはチューリップチェア。
初めて見るものを面白いなあと感激し、足を止め、まじまじと見てしまいました。

アーラウという都市は、ナポレオン時代に、ヘルヴァティア共和国の首都だったそう。
中心部に入る城壁のような門が、時代を感じさせます。

そしてスイスらしく水が豊富で、街のあちらこちらに水飲み場を目にします。
口をすすぐくらいはできるかも?!

今回泊まった宿は、駅から歩いて7、8分。
川のほとりにある広場の近くにあるホテル。まだまだ明るいけど、これでも19時前。

部屋は日本でいう2階。
窓から見えるのは、ロビー階にあるレストランのルーフトップ。
ルーフトップには植物が生い茂り、ハクセキレイが何やらつついています。

クッションを立てて、ベッドメイクで何やら表現しているのでしょうか?

この日は天気が良く、少し歩くと汗ばむ陽気。
部屋に入って暑さにビックリしたけど、窓を開け放つと気持ちの良い風が入り
部屋を一気に冷却してくれます。

気になるバスルームをチェック!
白が基調の清潔な空間で、器具も新品。
洗面器のメーカーは不明だけど、
水栓金具はKWC社の壁付けのシェイプとクリスタルのハンドルが美しい2バルブ水栓。

洗面器の上にはミラーキャビネットが取り付けられていて、
中にはドライヤーとティッシュ、シャワーキャップが収納されています。

洗面の手前に、カーテンで仕切ってあるだけのシャワーブースがあり、
ここも新品のような器具。
個人的に好みのシングルレバー水栓もウォールバーもKWCで統一されていて、
申し分ない使い勝手でした。

まだまだ明るいので、アーラウの街を散策してみようと、
ホテルから歩いて5分ほどでボートがつながれている川岸に到着。
たっぷりとした水が悠々と流れています。

川から離れ、遠くに見える塔のようなものを目指すと街の中心部に到達。

アジア人は見当たらず、中世に迷い込んだような感覚です。
空に浮かぶ雲はとても軽やかで、街の色合いと空の青と雲の白。
言葉を不要としますね。

建物の軒下に色々な絵や模様が描かれていて、ひとつひとつ見入ってしまいました。

街灯の形もいいですね。
アスファルトの道路は少なく、街の中はほぼ全てが石畳です。

高台には教会があって、そこから街を見下ろすと、
数百年、変わらずに存在していたことが伺えます。

路地から路地につながる風情ある回廊。
街への入り口となる門。昔はここが関所のような役割をしたのでしょうか?

日付は変わり、ホテルのレストランで朝食を。
朝の風を感じ、窓の外で飛び交うツバメを眺めながらの朝食は
とても優雅で贅沢に感じます。

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