前回に続きまして、デンマークの魅力をお伝えします。
まずはなんと言っても、ホーセンス市にあるVOLA社です!
ホーセンスは、コペンハーゲンから電車で約2時間半の緑豊かな美しい町です。
この町の工業地域の一角にVOLA社はあります。
「VOLA ACADEMY」内の廊下の壁には、
水栓の展示と共に、VOLA社の歴史や、受賞した数々の賞について描かれています。
事務所はVOLAのコーポレートカラーのオレンジがちりばめられた素敵な空間。
打合せに使用する椅子がヤコブセン デザインのスワンチェアとは贅沢ですね。
そして、お洒落なカフェのような社員食堂の椅子はアントチェア。
ビュッフェ形式で、野菜も多く、
毎日こんなランチだといいなぁと羨ましくなりました。
次は、ホーセンスから南に車で約40分のコリング市にある「トラポルト美術館」です。
家具が数多く展示され、北欧の家具が好きな人にはたまらない場所です。
美術館内のカフェの椅子もやはりヤコブセン デザインのアントチェアです。
敷地内には、ヤコブセンのサマーハウスがあり、
室内はもちろん、ヤコブセン デザインの家具や小物が数多く置かれています。
続いて、ホーセンスから北に、車で約30分のデンマーク第2の都市、オーフス市。
ユラン半島の東岸のオーフス湾に面した、
人口約30万人のこじんまりとしたとても素敵な都市です。
まずはヤコブセンが設計したタウンホール(市庁舎)です。
当初ヤコブセンは時計塔を建てることを否定していたのですが、
オーフス市民の要望で仕方なくつけたそうです。
こちらもトイレにはVOLA社の水栓が設置されていました。
大理石で出来た時計塔の屋上からは、後程ご紹介するアロス・オーフス美術館も見えます。
港の再開発エリアには「ザ・アイスバーグ(氷山)」と呼ばれる集合住宅も。
遠くから見ても、一際目立っています。
最後にご紹介するのは、先程タウンホール(市庁舎)から見えていたアロス・オーフス美術館。
コペンハーゲンにある王立図書館(ブラック・ダイヤモンド)を設計した、
シュミット・ハマー・ラッセンの設計です。
特に、屋上の「レインボー」と呼ばれる円形の展望台が有名です。
こちらのトイレにもVOLA社の水栓が設置されていました。
まだまだご紹介したい場所はたくさんありますが、今回でデンマーク探訪は終了です。
皆様、デンマークの魅力は伝わりましたでしょうか?
是非、今後の旅行先の候補地の一つに加えていただけたら嬉しいです。