皆さんは何かの香りを嗅いだ瞬間、
急に昔の記憶がよみがえる・・・といった経験はありませんか?
この効果、プルースト効果というそうです。
フランスの文豪、マルセル・プルーストが記した「失われた時を求めて」という長編小説で、
語り手が「熱い紅茶にマドレーヌを浸して食べたとき、その味や香りから、
幼少期の夏の休暇が呼び覚まされた・・・」と回想することに由来します。
香りは実態として色や形のないものですが、
イメージとして奥行きや広がりを感じさせてくれますね。
セラトレーディング ショールームでは、
8月28日(水)にアロマ空間デザインセミナーを開催しました。
香りを使った空間デザインの先駆者である、アットアロマ株式会社様より講師をお招きし、
アロマ空間デザインの基礎を伝授いただきました。
当日は、ディフューザーから心地よい香りがたちこめ、
リラックスしたムードでスタート!
企業での導入実績のほか、アロマセラピーの基礎を学び、数種の香りを嗅ぎ、
「暖かい」⇔「寒い」
「硬い」⇔「柔らかい」など、
香りから連想されるキーワードを分類しました。
どの居室にはどのような香りの提案がよいか考えてみる実習もあり、
皆さん興味深く受講されていました。
イメージの広がりだけでなく、香りはリラックスやリフレッシュ、
抗菌や消臭などの室内環境改善にも役立ち、
香りを取り入れることで、より機能性をもった空間づくりができそうです。
これからもショールームをお仕事や暮らしにお役立ていただける場所にしていきたいと思います。
ぜひご期待ください!!