3/12~16の5日間、ドイツのフランクフルトで開催されたISH報告の第2回です。
第1回は洗面器を中心にお伝えしましたが、今回は水栓です。
■スイス・KWC社
キッチン水栓の最新作、ZOEシリーズが発表されていました。
デザインは、セラでも大人気のアヴァシリーズのデザインをしたNOAデザインです。
ライトを使った水栓以外にも、色鮮やかなシャワーヘッドの展示など、
注目を集めていました。
ハンドシャワーにしてしまったチュッパチャプスは、
今回のISH最高のノベルティかも!?
■イタリア・ZUCCHETTI社
同社のデザイン・ディレクターをつとめるパロンバ夫妻が、
なんとクラシックなデザインのシリーズAgoraを発表。
グループ会社のKOSの洗面器やバスタブと組み合わせた空間展示です。
パロンバ・コレクションなど最新鋭の、デザインを数々出してきたパロンバ夫妻が
クラシカルな路線に・・・今回は意表を突かれました!
■ドイツ・HANSGROHE社
今回はスタルクによる個性的なデザインの、アクサースタルク・オーガニックと、
これまでのシャワーの常識を覆す、ボタン操作式のレインダンス・セレクトを
大きく前面に出して発表していました。
例年通り一段と大きなブースでの展示には、新商品だけでなく従来の商品もあり、さすがです。
いつ行っても大勢の人で賑わっていました。
■ドイツ・GROHE社
飲料用の炭酸水やお湯をつくるグローエ ブルー・レッドで試飲コーナーを用意するなど、
グローエは毎回実演で楽しませてくれます。
背面に操作ボタンを設けた最新のシャワーヘッドは、専用のソフトケースも準備され、
オシャレでした。
さすがに持ち運ぶことはないとは思いますが・・・
■フランス・HORUS社
クラシックを主とするオリュスですが、最近はモダンテイストの商品も発表しています。
ドイツなどのメーカーとは違った個性的な商品ばかりなので新鮮です。
一方でタイタニックを連想させるようなサーモスタットの操作盤もあり、
得意のクラシックデザインでも健在です!
■その他
会場には数え切れないほどのメーカーが出展していて、
それぞれ個性を出そうとさまざまな工夫をしていました。
お伝えしたいものは山ほどありますが、その中でも特にユニークだった水栓の写真をご紹介します!
前回の洗面器、今回の水栓に続いて、
次回はそのほかのトピックスをお届けしたいと思いますので、ご期待ください!