シンプルでお洒落なデザインや生活スタイルが日本でも人気の北欧。
今回は、デンマークを代表するメーカーVOLA社をご紹介します。
コペンハーゲンから電車で約2時間半、
緑が美しい町、ホーセンス市に、VOLA社の本社工場は位置します。
馴染みのない地名のため、初めて耳にする方もいらっしゃると思います。
広大な敷地にたたずむVOLAカラーの建物はオフィスビル。
エントランスの右手にあるモニュメントは“人と人との出会い”を表現しているそうです。
なんとなく“人”という字に似ている気がして、とても親近感が沸いてきました。
VOLA社水栓のイラストが描かれたトラックと社用車。
商品に対する自信とこだわりが見られます。
オフィスビルに入ると、VOLA社の広告を掲載した各国の雑誌がきれいにディスプレイされていました。
もちろん日本の雑誌もあります!
次に応接室や従業員が毎日利用するカフェテリアです。
あちこちにアルネ・ヤコブセンがデザインしたインテリアがあり、思わずため息が出ました。
アルネ・ヤコブセンファンなら思わず探索したくなってしまいますね。
続いては、VOLAシリーズ発売40周年を記念して、2008年に設立されたVOLAアカデミーのご紹介です。
アカデミーにはショールームと小会議室、
講演会などを開催することが可能なホールが併設されています。
今回はショールームとホールをご紹介します。
ショールームに入ると、広い空間にお馴染みの水栓達が展示されています。
特に凝った演出はありませんが、ひとつひとつの水栓に存在感があるので、
なぜかお洒落に見えませんか?
ホールは50名程度収容でき、正面が全面ガラス張りのとても開放的な空間です。
椅子はもちろんアルネ・ヤコブセンデザインのセブンチェア。
こんな場所で建築やデザインについて語り合えたら、気分はまるでデザイナー!?
素敵なアイデアが沸いてきそうですね。