海外展示会

ミラノサローネ視察レポート(第4回)

2012/05/30

ミラノサローネ視察レポート最終回となりますが、
今回はキッチン編をお送りします。


まずは市内展示「フォーリ・サローネ」からご紹介します。
市内の展示を効率よくまわるには、事前の綿密な下準備と十分な体力が必要です。
今回も下準備をしっかりしていたおかげで、たくさんの素敵なキッチンと出会うことができました。

最初にご紹介するのは『Arclinea』。
今回視察した中で、私が一番気に入ったキッチンメーカーです。
『Arclinea』のキッチンには、KWCのキッチン水栓がたくさんセットされていました。

【写真】コンパクトにまとまったアイランド型キッチンは、日本の省スペースキッチンでも使えそう!
無造作に山積みされた大ぶりな野菜(フレッシュ)がとても印象的。

『Arclinea』ショールームの中庭には、アウトドアキッチンの展示も!
インテリア、水まわり同様、キッチンでもアウトドアは注目のキーワードです。

市内の展示で賑わっていたのは『Boffi』。 

通りに面した入口は、ごく普通のショールームですが、
中庭側から建物の中に入ると、そこは『Boffi』の世界。
キッチンはもちろんのこと、サニタリー、バスルーム、アクセサリー類と、
余すところなく展示されていました。

ここでもKWCのキッチン水栓をセットした展示が多く、
KWCの人気の高さをうかがい知ることができました。

市内展示をもう一つ。 
『SCHIFFINI』の展示は女子目線を意識した、かわいらしさを前面に出した展示です。
他のキッチンメーカーと一味違う雰囲気で目を引きました。

キャビネットの取手は、まるで上唇を突き出したような面白いデザインで、
今にも話し出しそう!

なめらかなデザインなので、エプロンの端が引っかかる心配もなさそうです。

つづきまして・・・
「ユーロクチーナ」サローネ会場をご紹介します。

天然木をふんだんに使って商品を展示していた『Riva1920』。

丸太をシェイプして作られた無垢材の椅子は、見た目も癒される仕上がりです。 
通常なら商品にならないような木材を、あえて使用した家具も作っています。

マティオ・トゥーンがデザインしたキッチン。

大きなペンダントランプがバランスよく配置されていますが、
インテリア会場でも、このような大きなペンダントランプが展示されていました。
一般家庭で使用するにはかなり勇気がいりますね。

今回のミラノサローネ期間中、よく目にしたブルー色。
グレー色との相性も抜群です。

インテリアや水まわりでも、この綺麗なブルー色をアクセントにしたコーディネイトを
たくさん目にしました。
色のトーンを抑えた低彩度カラーは、近年注目のカラー。
使いやすいカラーなので、ご自宅のインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

それぞれインパクトのあるキッチンです。
どれも現実的ではないものの、あったら面白い・・・そんなキッチンです。

【写真】こちらも省スペースで使えそうなコンパクトキッチン!
コンパクトでありながら、カウンターをぐるっと囲めるかたちなので、作業がしやすそう。
【写真】キッチンは大理石のカウンターに直接五徳がはめ込まれていますが、
穴開け加工を失敗したら大変!と思うのは、業者目線でしょうか?

駆け足でご紹介してまいりました「2012年 ミラノサローネ」レポート。
現地取材期間4日間と短いながらも、
精力的に活動し、情報収集に没頭でき、充実した時間を過ごすことができました。
今後も海外展示会情報など、トレンドをいち早く皆さまへご紹介していきたいと思います。

最後までご精読いただき、ありがとうございました。
Arrivederci Ciao!

ショールームのご案内

海外の水まわりデザインに触れて感じていただけるショールームです。

カタログ

カタログのご請求、デジタルカタログを閲覧いただけます。

よくあるご質問

水まわり商品に関して、よくいただく質問をまとめています。

こだわりの品質

「DESIGN」「QUALITY」「AFTER SERVICE」の3つを柱に、上質な生活空間を彩る商品をご提供します。