セラトレーディングでは、ミラノサローネをはじめとした海外の展示会を視察し、
常にトレンド情報を掴んでいます。
特に今年は2年に1度の「バーニョ(水まわり)」開催の年でした。
第2回目のレポートは、ミラノサローネ本会場の「バーニョ」や、
ミラノ市内の展示「フォーリ・サローネ」の中から、水まわりの様子をレポートします。
まず、今年も目立っていたのは、LEDを組み込んだオーバーヘッドシャワーです。
非常に大きな散水板から、一気に流れる大量の水、
しかもライトアップされているから見応え十分です。
今年は例年ほどエコを訴求した展示はあまり感じられなかったように思いますが、
やはりグリーンは映えます。
この洗面器に付いている水栓金具は、日本でも人気のKWC社「AVA」シリーズです!
次の画像はロス・ラブグローブ氏デザインの「イスタンブールコレクション」です。
丸ハンドルの2バルブや、マット調のホワイトやブラックなども目についた気がしました。
洗面器・洗面器・洗面器~!
小便器・小便器・小便器~!!
これだけ並べるとインパクト大です。
因みにたくさん並んだ洗面器は、LAUFEN社のルドヴィカ&ロベルト・パロンバ夫妻がデザインした
「パロンバコレクション」です。
「パロンバコレクション」をこんなにも沢山コレクションしちゃっています。
そして、今年のサローネにおいて絶対に外せないデザイナー、nendoの佐藤オオキ氏です。
ミラノ滞在中、色々なところでnendoの名前を目にしました。
市内展示のトルトナ地区では、タイルメーカーのBISAZZA社がnendoデザインの水まわりを展示していました。
また弊社でも人気のFLAMINIA社の洗面器「ROLL」シリーズは、
フリースタンディングタイプやカウンター埋め込みタイプの新ラインナップを発表していました。
ZUCCHTTI+KOS社の巨大なアウトドアバスの展示も印象的でした。
ミラノサローネの本会場においても大きなブースを構えていたZUCCHTTI+KOS社、
歴史あるミラノ大学やブレラ地区にあるイタリア軍の建物の中庭に、
サローネ期間限定展示をしていました。
メーカーとしては最も元気があったように感じます。
このアウトドアバスもルドヴィカ&ロベルトパロンバ夫妻のデザインです。
駆け足でしたが、水まわりのご紹介でした。
次回はインテリアについてのレポートをお届けいたしますので、お楽しみに。