来春設立10周年を迎える日本のデザインオフィス「nendo」の展覧会「50projects _ 25objects+25spaces」へ行って来ました。
※2011年12月8日~13日まで開催。現在は終了しています。
まずはインテリアの展示のあるAXISギャラリー4Fへ。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久収蔵、またシカゴ美術館のコレクションにも選定された「cabbage-chair」や、ポンピドゥー・センターやビクトリア & アルバート美術館に収蔵された「cord-chair」も展示されていました。
それぞれの作品には透明なポリカーボネート板を積層したモザイクがかかったような壁が建ち、壁の裏に回り込まないと作品を鑑賞出来ないという仕組み。
見る角度によってモザイクの加減も異なります。
一つ一つの作品のデザインととてもよく合い、作品を引き立てているように感じました。
中でも私のお気に入りは「hanabi」。
花びらのようにも見える部分は、形状記憶の合金で出来ており、
電球の熱によって開いたり、閉じたりするランプです。
作品名の通り、夏の空に咲いて散っていく花火のようです。
そしてB1Fのギャラリーへ。
店舗デザインを中心に1/30の縮尺の模型で展示されていました。
カラフルな洋服やスニーカーまでもが1/30に縮尺して配置されており、
その繊細さと完成度の高さには驚かされました。
今回の展示品の大半は、日本初公開とのことで、とても貴重で魅力的な作品の数々に感動の連続でした!
セラトレーディングでは、2012年の春に向け、「nendo」デザインの新たな「ROLLシリーズを発売予定です。乞うご期待!