第5回目からはメーカーごとにご報告していきたいと思います。
水まわり、インテリアメーカーを数回に分けてご紹介しますが、今回は本会場(フィエラ)、市街展示会場(フォーリ)ともに印象に残る展示をしていたZUCCHETTI社とKOS社をご報告します。
ZUCCHETTI社はイタリア有数の水栓金具メーカー、KOS社はZUCCHETTI社のグループ会社で、樹脂製のバスタブや洗面器を製造する会社です。
製品のデザインは勿論、トレンドを押さえた空間の見せ方が美しく、会場には多くの人が集まっていました。
下記の写真からは、フィエラ会場での展示になります。
いくつかに区切られたブースは、主力商品のシリーズコンセプトに則した空間になっていました。
昨年のISHで発表された「FARAWAY」に「BELLAGIO」をセット。
キャビネットを床から浮かせたフローティングスタイルは軽やかさを感じさせます。
同じく「FARAWAY」シリーズよりプールのようなバスタブ。幅はなんと4558mmもあります。
閉ざされた空間ながらも、効果的に照明が使われていました。木の素材感、ホワイト、ベージュ、今年のトレンドを押さえた展示です。
魚が描かれたタイルのブースは、まるで水族館にいるような楽しい気分に。タイルはイタリアのSANT’AGOSTINO社のもの。
次は、トルトナ地区で行っていたフォーリサローネでの展示のご紹介です。
広い空間を使って、これから発売予定商品と、ロングセラーモデルの「PAN」「ISY」シリーズを使った新提案を行っていました。
会場外観。
こちらの会場は、洗面・バスタブ類はZUCCHETTI社とKOS社、タイルは前出のSANT’AGOSTINO社、elmar社のキッチン、暖炉を主に取り扱うINTENTIONS社、木製のエクステリアが得意のEXTETA社、照明はFLOS社と6社が集まり、様々なシチュエーションの空間をつくっています。
空間のコーディネートをしたのはルドヴィカ&ロベルト・パロンバ。
KOS社の新商品バスタブ「MORPHING」。
やや丸めのデザインと質感で、猫脚タイプながらもクラシカルになりすぎないラインをキープしています。
素材はクリスタルプラントという人工大理石。マットな質感となめらかな肌さわりが特長ですが、ふんわりとした陰影を作り上げることにも長けた素材で、質感、雰囲気の2点を楽しめます。
アクセントカラーのトレンドである、彩度を落とした赤を使用した水栓「PAN」を使用した洗面器。
自然光が差し込む明るいスペースで、ひときわ明るい印象の展示。「MORPHING」は側面を白にした商品もラインナップされていました。
弊社でも取り扱いの「SOFT」のホワイトバージョン。
洗面器から水栓までホワイトでまとめた展示。壁と床に使用したベージュと照明のグレーがニュアンスを出し、都会の生活に馴染むすっきりとした雰囲気を感じさせます。
インテリアでもほんの少しだけポイントにブラックを使用する例が見られましたが、こちらの展示でも白い空間にブラックのシャワーをセット。
以上、ZUCCHETTI社、KOS社のご報告でした。
ご覧の通り、素材や色で感じさせるナチュラル・素朴感がログハウスのようなこてこてしたものではなく、
都会の生活を連想させるすっきりした空間に仕上がっているのがお分かり頂けると思います。
次回は同じくイタリアのフラミニア社、スイスのラウフェン社をご紹介します。