2010.06.15
今回は、今年のサローネを視察していて、
気になった色、多く目にした色についてご報告したいと思います。
今年多く目にした色はズバリ「ホワイト」です。

洗面器と水栓の水まわり器具を白で揃えた展示。クロムめっきが一般的な水栓を白にするだけで、とてもクールで洗練された印象になりますが、それをゴリゴリした壁面の質感と対比させるところが今年風な感じがします。

天井についている突起はFLOS社の照明器具。結露した滴がポタポタと垂れる様子をモチーフに。
そのホワイトの空間に一緒に使われている色が「ベージュ」「グレー」です。
のっぺりとした色ではなく、ややにごりがありニュアンスを持っているのが特長で、
これらの色合いが、第二回目のblogでご報告した「自然回帰、素朴感 + “すっきり感”」にも
関係してきています。

白い空間に所どころベージュを配置することで、冷たくなりすぎないよう印象を和らげます。
部屋に射しこむ自然光のようなスポット照明が印象的です。

上の写真のような空間にさし色として使われるアクセントカラーでは、
下の写真のようなくすんだ原色が目立ちました。
アクセントカラーを足すことで、単調になりがちな空間にリズムが生まれ、
楽しい展示になっていました。


次回からは、今年印象的な展示を行っていたメーカーをご紹介したいと思います!