ホテル情報
INNSIDE Dresden
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- Salzgasse 4 01067 Dresden Germany
- TEL
- +49 / (0)351 / 79515-0
- FAX
- +49 / (0)351 / 79515-4099
- innside.dresden@melia.com
- URL
- https://www.melia.com/en/hotels/germany/dresden/innside-dresden/index.htm?utm_medium=organic&utm_source=uberall&utm_content=dynamic
スペインの大手ホテルグループ、ソルメリアがドイツで展開するトレンディなビジネスホテルのブランド「インサイド」がドレスデンにも進出した。2010年にオープンして2011年度の市内のビジネスホテルのナンバー1に選ばれている。最上階のカクテルバー「ツイスト」からもフラウエン教会のドームが見えるくらいで、QFホテルともノイマルクト広場を挟んで近くだ。例えば2泊だけのドレスデン滞在でも1泊ずつ利用しても移動が徒歩数分と楽なので、時間のロスもなく、全く違うタイプのドレスデンの新しいホテルを連続で試すことができる。都市計画上は、QFホテルがノイマルクト地区再開発計画区分「クオーターI」に属し、インサイドは広場東のザルツガッセとランピッシェ通りに挟まれた「クオーターII」に属する。フランクフルトを本拠地とする建築事務所「ヴェルナー&パートナー」の設計だ。(総工費3800万ユーロ)ザルツガッセ側のメインファサードは、バロック時代のスタッコ装飾に代わって、窓の開口部をシンプルに天然石が縁取りし、木製の日除けが縦のアクセントを添える。周辺のバロックの街景観に対して、このファサードデザインが殺風景すぎるとか、見窄らしいとか、ドレスデン市民から厳しい批判が絶えなかったと聞く。
インテリアもクラシックとコンテンポラリーが拮抗せず、互いに歩み寄っている。レセプションやレストランのバーのガラスのカウンターや客室のゴールドの壁紙にあしらったバロックの文様など、全館を通して歴史的要素と現代建築がデザイン対話を続ける。ランピッシェ通り19番地に再建されたバロックの館が、モダンなホテルコンプレクスに組み込まれているのが、吹き抜けのロビーからもよくわかる。このホテル建設プロジェクトでは、160㎡の中庭が他のクオーター再開発計画と異なって、文字通りの中庭として空に向け開かれる。他のクオーターでは、オールウェザーにとガラス屋根で覆われ、中庭はインテリアになってしまった。インサイドでは、中庭がバロック時代の街構想のままにエクステリアで雨も雪も降る。「来て!」というスペイン語だそうだが、グルメレストラン「ヴェン」やラウンジがこの中庭をぐるりと取り囲む。ホテルのカフェで出してくれるコーヒーが、どこでも飲める地元ドレスデンのコーヒー豆焙煎工房と提携なのが嬉しい。この工房「ドレスドナー・カフェ」(Dresdner Kaffee und Kakao RÖsterei )は、ドイツのコーヒー専門誌が選ぶ“2011年度ベストロースター賞”に輝いている。ドレスデン旅行では、ドイツトップの香り高きコーヒーを味わうのをお忘れなく。
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2012/05/07時点の情報です