今、人気の団地リノベーション。
今回の住まいづくりストーリーでは、団地の環境が気に入りリノベーションを決意したTさんご家族をご紹介します。
団地とは思えない、ラグジュアリーな水まわりは必見です!
団地のリノベーションを選択されたきっかけは?
ご主人の仕事の関係でイギリスでの生活を経験されたTさんご家族。
海外では歴史ある建物を大切にし、住む人が自由にリノベーションをして
心地よく暮らし続けていくスタイルを目の当たりにし、
自然と自分たちも中古物件をリノベーションして住みたいと思うようになったとのこと。
その後、海外赴任を終えて、日本に戻ってきた際に引っ越してきたのが団地だったそうです。
当初は団地に対してあまりいいイメージを持っていなかった奥様ですが、
「住んでみてわかったことですが、団地内にはスーパーや公園、役所や学校までが揃っており、
ここですべての生活がまかなえるという程、生活利便性が良くて。
団地の悪い印象が一掃されました。」
その後は、同じ団地内に売りに出されていたいくつかの物件の中から今のお住まいを購入し、
リノベーションを決意されたそうです。
リノベーションにあたり何かリクエストはありましたか?
「寝るだけの寝室や子ども部屋はコンパクトにする代わりに、
家族が一緒に過ごすLDKを広く開放的にしたいという希望をお伝えしました。」
75㎡の限られた面積で、心地よく暮らす優先順位を家族共通のリビングにしたTさん。
実際に暮らしてみて、寝室が小さくても不便に感じることはないそうです。
「リビングの空間が広々しているので、寝室の「こもり感」を心地よく感じるんです。」
水まわりにはどんなリクエストを出されましたか?
「洗面室には大きな鏡とカウンターで2人同時に使いたいという希望や、
一般的なユニット洗面が好きではなかったので、高級感のあるホテルのような洗面をリクエストしました。」
特長的なのは、洗面ボウルをカウンターの右側に寄せることで、左側にスペースをもたせた洗面。
洗面ボウルを2個設置しなくても、2人で使用できる工夫がなされています。
また、ベッセルタイプの洗面ボウルをセレクトすることで、ラグジュアリーホテルのような
上質な空間となっています。
「洗面ボウルや水栓は、担当者の方におすすめいただいた一覧の中から、デザインとサイズを重視して選びました。
担当の方とは何度も打ち合わせを重ね信頼していましたが、
実際に使ってみてとても使いやすく、シンプルなデザインも気に入っています。」
都心ならではの利便性と、自分たちの個性を生かしたオリジナルの空間をともに手に入れたTさんご家族。
その住み心地の良さにリノベーションを決意して本当に良かったと笑顔で話してくれました。
事例プロフィール
家族構成:夫婦、子供4人
場所:東京都
広さ:約75㎡、3LDK
築年数:約30年