海外では、心地よい家をつくるのにリノベーションは欠かせない。
オーストラリアに住まわれていた経験から、新築ではなくリノベーションを選択されたM様ファミリー。
前回に引き続き、M様ファミリーの素敵な水まわりをご紹介します。
~水まわりの使い心地~
水まわりをデザイン重視で選ばれたということですが、実際に使い心地はいかがですか?
(奥様)
毎日使う水まわりをデザイン重視にしてしまうと確かにちょっと不安ですよね。
私たちも使う前は不安だった面もありました。
でもキッチンも洗面室も機能的には全く問題ないですし、お手入れも通常のものと変わりありません。
キッチンの水栓ハンドルは先程もお話しましたが、通常よりかなり細い分、耐久性がどうかなって思っていましたが、毎日使い続けていてもなんの問題もありません。
素材はステンレス製のため、上質感もありインテリア性も高いと思います。
洗面台はペデスタルという洗面器の下に収納がないタイプですが、収納スペースを別に設けることで収納面の問題も解決しました。足元の空間がすっきりするので、お手入れもしやすく美しいまま使い続けられるような気がします。
キッチン水栓はステンレス製のものを採用。
KWC社 ONOシリーズ
サブウェイタイルとクラシカルなボウルが絶妙なバランスの洗面所。
DURAVIT社 1930シリーズ
トイレにもこだわりを感じますね。
(ご主人)
トイレは片側の壁面に黒のアクセントクロスを使った落ち着きある空間に合わせて、手洗水栓はデンマークの「VOLA」というメーカーのシンプルなものを選びました。
ボウルと水栓金具のブラックが空間のいいアクセントになっている気がします。
空間とマッチした美しいデザインの水回りを取り入れることで何か変化はありましたか?
(ご主人)
リノベーションは、間取りや空間づくりが重視されがちですが、毎日使う水栓や洗面台などにも機能性だけでなくデザインを重視して選ぶのも大切だと思います。
いいものはデザイン性の高さだけでなく使い心地もいいのだと実感しています。
家に友人を招いた際など洗面室やキッチンがちょっと話題になり、そこから会話が広がることもありました。
(奥様)
デザインが素敵なものは、美しさをキープするためのお掃除も全く苦にならなくて。
元々お掃除は好きでこまめにするほうなので、楽しみながらお手入れをしている感じですね。
水まわりアイテムなど細かいものも実際にショールームで気に入ったものを選び、それを元に自分の家をデザインできるのはリノベーションの最大の魅力だと思います。
事例プロフィール
家族構成:夫妻、 子供1人
場所:東京都
広さ:約85㎡、2LDK
築年数:21年
設計・施工:株式会社 クラフト
いかがでしたでしょうか?
次回は注目の団地リノベーションのお客様インタビューをお届けします。