日常的に触れるものだからこそ、非日常的な感覚を得られる「ちょっと特別」なものを探していました。
自分たちが日常的によく目にしていたデザイン(ハンドル一体型、シルバーカラー、目を引くいい意味で奇抜なデザイン)はあえて避けたところもこだわりかもしれません。
大切にしたのは、まずは設置する部屋のテーマ / 全体の雰囲気に馴染みながら水栓自体が目を引くデザインであり、主役となるところ。
「非日常的な感覚」が味わえる点を第一としながらも、やはり水まわりということで万が一のトラブルへの対応を考え、個人輸入や施主支給は選択肢から外しました。
もうひとつは、非日常を目指したとはいえ、暮らしの空間ですので自分にとってお手入れのしやすさはチェックポイントでした。
デザイン、使い勝手、お手入れのしやすさ‥とにかく全てがお気に入り。
シンプルの極み、洗練されたデザインゆえ、空間に馴染みながらも部屋全体を一層特別な場所にしてくれていると感じています。
実際の使用感は予想以上に満足しています。
見た目のデザインやそこからの味わいは期待以上のものでした。水栓の可動域が360度、つまりシンクの端から端までゆうに回転するところも個人的にはお気に入りのポイントです。
生活をするうえでどうしても水垢や日々の汚れなどが気になりますが、お手入れがしやすいところも、やはり採用してよかったポイントのひとつです。
とにかく毎日の暮らしのなかでちょっとした「非日常感」「特別感」を味わえるのは選んで良かったところ。
実用性(例えば、ホースが伸びる、シャワーに切り替えられる等)は優先順位を下げましたが、自分たちの大切にしたいことを優先し、形にしたことで見れば見るほど、使えば使うほど愛着がわいてきます。