セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。
山口県 N邸
株式会社 原工務店
2017/07/03
二十数年前、ご主人のお父様が建てられたN様邸。今なお、現役の職人として腕をふるうお父様も含め親子三世代で暮らしている。 原工務店との出会いは、当社ホームページ(リフォーム事例ページ)に掲載されている一枚の写真がきっかけ。「一目見て、これがいいな、と直感で思いました。」と奥様。工事をするにあたり、当社を含め、地元や萩市、山口市など、数社の工務店へ相談。「原工務店さんが一番良心的なお値段で、こちらの要望も聞き入れてくれました。」
『真新しい雰囲気より古い感じの方が好き』というご夫妻。腕のいい大工であるお父様が建てられた丈夫な家であり、ご主人が生まれ育った思い出深い場所でもあることから、柱や建築当時を思い出させてくれるレトロな扉など、残すところは残しつつ、今の暮らし、ライフスタイルへと変化させた。
「冬は断然違います。以前は、家の中でも厚着で靴下も2枚履くほど寒かったのですが、今は一年中素足です。暖房なしで過ごせますよ。」奥様が語る様子から快適な暮らしぶりがうかがえる。リノベーションしたことで、暮らしそのものだけではなく、家の性能や機能面も改善され、家の価値がさらに高くなったのだ。
床材は、アンティークな雰囲気を醸し出すアカシアを採用。壁にはご夫妻がショールームで見て一目で気に入った無添加漆喰を。キッチン背面の壁一面は、ブルーグレーでアクセントに。奥様のこだわりが詰まった空間は、昔のものとも調和する温かい空間へと生まれ変わった。
特に洗面ボウルは、当社展示場に使用していたセラトレーディングの楕円の洗面ボウルを奥様が気に入り、採用にいたった。
親子三世代、新たな暮らしはまだ始まったばかり。「こんな風にしよう、ここをもっとこうしたい。」という奥様の家を育てる思いと、ご主人とご両親の家への愛着が次の世代へバトンをつないでいくだろう。
リフォーム
戸建
浴室
ナチュラル
東京都 ICHINOE
駒田建築設計事務所
2017/06/01
江戸川区に建つ鉄骨3階建て店舗併用住宅のリノベーションである。1階の店舗を金型の工場に、2,3階の住居は家族4人のための全く新しい空間に造り変えることが求められた。
この計画の契機は大きく2つあったと思う。1つは既存建物がラーメン構造のシンプルなスケルトンであったこと。もう1つは南側が首都高速、北側が並木道という対照的な環境に挟まれていたことだ。この2つの契機に対して私たちが目指したのは、シンプルなスケルトンの状態を空間のベースとして、それを最小限の操作で対照的な2つの外部環境に呼応した場に変容させることであった。
2階では2枚の湾曲した鉄板の壁を通して、南と北の対照的な外部環境は緩やかに内部へと染込む。3階は就寝のための個室や水まわりを並木通り側へ開くように箱形の壁を建てた。個室群の隙間のフリースペースは毛足の長いカーペット敷きで、2階のセカンドリビングと同様にそこでゴロゴロと寝転がれる「庭」のような場所である。
金型製作をされているクライアントは、キッチン水栓にステンレスでツヤ消しのVOLAをご希望された。素材そのものの質感を活かしたデザインは、単に高級感があるということだけではなく、鉄板、木、カーペットといった様々な素材をストレートに使い分けている「ICHINOE」の空間性に最適であった。
リフォーム
キッチン
ナチュラル
シンプル
神奈川県 七里ケ浜のripple-house
村上建築設計室
2017/05/08
鎌倉市、七里ヶ浜の丘の上で海から少し入った場所に建つ、サーファーでもあるクライアントの家の建て替え。白い外断熱の建物と西日や視線を遮るために設けた大きな杉板型枠打放しの壁に、ガラスの手摺が印象的な外観の住宅には、街と調和しつつ暮らしに海を取り込むため、街区に合わせた外観の軸と、海を眺めるために斜め45度に振ったインテリアの軸の2つの軸線を持たせた。以前に建てられていた家の窓からは、主に向かいの家や隣の家が見えていたのに対し、今回の計画では家の奥からでも海の景色を楽しむことができるようになった。また、屋上に上がると、三浦半島から伊豆諸島、伊豆半島、富士山、丹沢など、素晴らしい景色を眺めることができる。景色だけでなく、身近に水を感じてもらえるよう、フローリングや窓台、カウンター材などに、さざなみの模様が彫られた板材を使用し、洗面、バスルームにも上質な設備を採用した。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
トイレ
ナチュラル
アーバン
埼玉県 SURFER’S HOUSE REFORM in 埼玉
株式会社 枻出版社 カリフォルニア工務店
2017/04/03
テーマはずばり“ビーチテイスト”!!鉄骨造の母屋は元々デザイナーズハウスとして建てられたもので、そのポテンシャルを活かし計画を考えた。元々ダイニングキッチンとリビングが離れていて、間取りの変更は難しい状況だったため、大きなプラン変更は特に行っていない。そこに、“海”“ハワイ”“古材感”等の要素を落とし込み仕上げている。お施主様は海外に行かれることも多く、そこで見たり触ったりした水まわりのものを自宅でも取り入れたいということで、オリジナリティに富んだアイテムをセレクトした。
リフォーム
戸建
洗面
トイレ
ナチュラル
エレガンス
東京都 float
駒田建築設計事務所
2017/03/01
小さな庭を通りから敷地の奥へ抜けるように配置し、奥にある隣家の庭と通りを挟んだ正面のオープンスペースをつなげ、庭側の隣地にある緑地と併せて、まとまりのある抜けを街に提供することが出来た。庭による近隣の緑の継承とつなぎ直しとともに、建築的には、軒や庇の水平線が強調された周囲の住宅の形式を参照しつつ、このスケールだからこそ考えうる新しい内外の関係性を目指している。庭に向かった大きな開口と、1階天井際にぐるりと廻した欄間状の開口により、外部環境が内側に侵入し、欄間やモルタルで仕上げた囲いの隙間を通して、ゆっくりと外へ抜けて行く。内部と外部が緩やかにつながったような場に落ちる柱の列は、周囲の樹木と呼応しながら、抽象的なVOIDとは違う実在感をともなった、密度のある場をつくり出している。水栓などインテリアのキーとなる器具については、オーソドックスでありながら、特別な存在感をまとう建築を求めていたクライアントに、最もお勧めしやすかったのがセラトレーディングの商品だった。
新築
戸建
浴室
キッチン
ナチュラル
神奈川県 逗子の家
SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.
2017/03/01
築30年が経ったマンションの一室のリノベーションプロジェクトである。装飾的な廻り縁や幅木などの小さな細工の集積、装飾的な家具によってこの空間は特徴付けられていた。そのような装飾の様式は時代性をもっているが故に、時間の経過と共に空間自体の彩度が下がり、古い様式のインテリアといった印象が色濃くなりがちである。ここでは、年月をかけてこの空間に馴染んでいった家具や、この空間と共にある家族の記憶などを残しつつ、空間の鮮度をよみがえらせる手法として「時間」という概念を設計に加えることとした。既存の廻り縁、巾木などのフレームを面影として活かして、それらが新旧を関係づける新たな役割となり、空間を印象づける要素として空間を継承する。既に存在している家具に対して、時間を遡るようにそれらの表面に施された仕上げを削り、できるだけ表面に仕上げがなされる前の無垢な状態に戻していく。また新たな素材を使用する箇所については、時間の経過が良さに変わる素材を選出し、装飾部に用いられた細かな細工にみられる「陰影」を拠り所に細部を設計していった。それらの操作により、完成から未完成へと逆行する新たな感覚が付加された、懐かしくも新しい空間を目指した。
二世帯の家族が住む事になり、みんなが集まるリビングでは広く明るい空間が求められた。既存のキッチンはリビングとの間に壁があって独立しており、陽が当たらなかった。その間仕切り壁を解体し、さらに個室も一部屋分解体することで、広さを確保。また、浴室、洗面、トイレなどの水まわりはプランから見直し、今の使い勝手に合うように刷新した。
リフォーム
マンション
洗面
キッチン
ナチュラル
愛知県 大口の家
Airhouse
2017/02/01
敷地の3方向が道路に面する細長い敷地での計画。Webデザイナーのご主人の事務所としても使用しながら、専業主婦である奥様と日常での距離感を保ち、天井の高い開放感なLDK空間を持った仕事場兼住まいを望まれた。敷地の東西が細いために、建物の幅を確保することが難しい。ここでは必要な分だけ斜めに平面をとり5角形の形状に。そして建物の角を丸くすることで角地に立つ建物の圧迫感を軽減するとともに、敷地に余白をつくることで多くの植栽をするスペースを確保した。そうすることで建物と道路の距離をとりながら、印象を柔らかなものとすると同時に、余白に設けた植栽が周辺環境に対して森のような役割となることを目指した。そして内部で採用した壁の曲線は、角という境界を無くし空間的な広がりを感じさせるものとして貢献している。結果的にその形状は、住宅と事務所の中間的な佇まいを持ちながら、内部空間の曲線をベースとした包まれるような質感と自然を感じられる開放的な空間を得る事を可能とし、住み手にとっても周辺環境にとっても豊かさを提供することを意図している。
新築
戸建
キッチン
ナチュラル
シンプル
秋田県 佐戸の家
有限会社 もるくす建築社
2017/01/05
佐戸の家には電力会社からの電源供給がなく、また灯油やガス等の化石燃料を使用しないエネルギー自給自足の家である。ちまたではオフグリット住宅と呼ばれる。日射の少ない寒冷積雪地秋田でエネルギーを自給するには並大抵の努力ではないが、現代の制御化されたシステムに疑問に思っている方々への僕なりのメッセージである。そして秋田の厳しい気候の中にも豊かさを見つけ、それを取り入れることで快適性を追求した。南面の大開口や屋根・壁の断熱、北側の保存室など自然の摂理に添って建築をする。建築での環境配慮はエネルギーの収支に注目されやすいが一番のエコロジーは長く使ってもらうことであり、そこには普遍性が欠かせない。水まわり品もその観点から選択し、機能性や美しさなどの基本要素も網羅している。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
ナチュラル
シンプル
アーバン
神奈川県 MAJESTIC
nu(エヌ・ユー)リノベーション
2017/01/05
男らしい荒々しさを空間に取り入れた1LDK+WICプラン。
暗い色味の無垢材をヘリンボーン張りした床、ウッドブラインドを取り付けた開口部など、重厚感あふれるLD。
LDと寝室の間にはブラックのカラーガラスを合わせた。
絶妙な透け感が空間により上質なテイストをプラスしている。
ダークな印象のLDKとは対象的に洗面の壁全面に張ったのはホワイトタイル。
モダンでスッキリとした雰囲気の空間で、忙しい朝はさっと身支度をするのが毎日のルーティンである。
男らしさを表現するため、お部屋全体に落ち着いた色味の素材を採用し、質感もマットなものを選んだ。
お気に入りのアスプルンドのソファを置いて、オフの時間はここでゆったりと寛ぐのが至福の時間。
誰もが憧れる、大人の男のための空間が完成した。
リフォーム
マンション
洗面
その他
北海道 光と色が美しい邸宅
一級建築士事務所 アトリエアム株式会社
2016/12/01
長く静かなアプローチを抜けて辿り着いた玄関ホールには、光庭からの自然光が差し込んでいる。上質なカーペットが敷きつめられた、ゆったりとした階段を抜けると、この建物で唯一となる大開口から、周囲の山並みを見渡すことができる。
外観と同様に抑制された内部のしつらいは、リビングに置かれたイタリア製モダン家具の色彩をひときわ際立たせている。
それらの情景こそが、オーナーのイメージとしてまず最初にあり、そこからこの住宅の全てが始まった。
グレー色、階調を指し示すその抽象度の高い色合いをカラースキームの核として吟味し尽くされた。素材、色感、テクスチャー…、そして光についての検証と実践。
バスルームとサニタリー空間に対する追求もまた、同様である。その小さな空間をイメージ通りのものとするため、何パターンもの間取りを比較検討し、繊細な造作や仕上げに至るディテール、ライティング、そして選び抜いた衛生機器やアクセサリー。
オーナーと設計者との果てしない協同作業、イメージを形にしていく作業の繰り返しを経て、ようやく完成したこの住宅の魅力と独特な空気感は、オーナーが大切にした光と色への美意識によって創り出されている。
新築
戸建
浴室
アーバン
東京都 人形町の家
藤村デザインスタジオ
2016/12/01
都心に佇む商業ビルの一部を、居住用にリノベーションした。
既存のビルは約13坪のワンフロアに空間が細かく区切られ、家族で住まうには圧迫感があったが、今回のリノベーションでは、住まい全体を大きな一つの空間として捉え、「温かみ」や「広がり」を感じさせる工夫を随所に施した。
LDK空間を分断するように目立っていた大きな梁には、あえて間接照明を採用。独特の光の陰影で、空間の広がりや温かみ、一体感を出している。またホワイトアッシュの床材をベースに、壁や天井、家具の面材まで淡いベージュカラーで統一。空間に明るさや心地よさだけでなく、シックで都会的な雰囲気を演出した。別の空間もすべて内装材のトーンに配慮し、家全体でまとまりある仕上がりを意識している。ロフト階に設けた寝室は、既存のアール型天井をそのまま活かし、間接照明のみの空間につくり上げた。優しい光に包まれ、くつろぎと安らぎが感じられる空間に生まれ変わった。
建物の構成要素には一つひとつに意味があると考えている。今回のプロジェクトでは、既存建築と対話するように元の構造を活かし、あたかも今回のためにデザインされたかのように思わせる、新しい空間へと進化させることができた。
リフォーム
商業施設
洗面
浴室
キッチン
ナチュラル
シンプル
アーバン
東京都 S-house
遊空間設計室
2016/11/01
四季折々に変化する豊かな庭の緑や空とつながるモダンな住まい。床レベルを一段下げたリビングスペースは、庭の緑を地面に近いレベルから一望できる。内と外をつなぐ窓辺のカウンターは、ベンチにも机にも小物を置くスペースにもなり、リビングは東南角の囲われ感のある落ち着いた家族の居場所となっている。庭とつながる広いステージテラスを持つダイニングルームは、吹き抜けとスチール階段で軽やかに2階とつながる。南西にある和室は開口の高さを抑えた静寂のあるスペースで、客間としても使われている。入り口の欄間は、解体前の母屋にあったものを活かした。
階段を上がったところの2階吹き抜け周りには、小物や本などを収納する、子供室前の書斎スペースがある。そこに設置された収納棚の天板は、カウンターと手すりを兼ねている。寝室・子供室とも2階のテラスとつながり、さらにその先の庭の緑や空、都心の高層ビル群など遠くまで視線が抜ける心地よい場所になっている。
この住まいが都内にあることを忘れてしまうほど、外の緑や光、風を積極的に呼び込めるような平面及び断面計画を心掛けた。豊かな緑に囲まれた場所に建つ、室内外の空間が柔らかくつながる、心地よい住まいになっている。
新築
戸建
洗面
和モダン